映画『メッセージ』のあらすじをネタバレ解説。宇宙人との交流を全く違う角度で描く。

どうも、最近ドイツ映画にはまっているシネマ日報のライター、ユキオユキムラです。本日は映画『メッセージ』について徹底解明していきます。

最近Netflixに追加され、再び話題となっている本作。宇宙人の襲来を従来とは全く違う方法で描いた映画『メッセージ』を独自の視点も交えて紹介していきます。

映画『メッセージ』とは?

公式サイト:http://www.bd-dvd.sonypictures.jp/arrival/

映画『メッセージ』作品情報


原題:Arrival 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:エリック・ハイセラー
原作:テッド・チャン『あなたの人生の物語』
出演:エイミー・アダムス/ジェレミー・レナー/フォレスト・ウィテカー/マイケル・スタールバーグ
公開: 2017年5月19日
上映時間:116分
製作国:アメリカ

映画『メッセージ』の監督

引用元:https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1705/16/news087.html

映画『メッセージ』の監督は、ドゥニ・ヴィルヌーヴです。2015年の『ボーダー・ライン』以降メガホンを取る作品は軒並み話題作となり、現在では名匠と呼ばれる人物です。

2017年は『ブレード・ランナー2049』の監督で世界的知名度が爆発的に知られることになった監督です。綺麗な風景を情緒的に取り入れ、とても美しい映像を作ることで知られています。

映画『メッセージ』主演女優

引用元:https://cinemore.jp/jp/erudition/174/article_176_p2.html

映画『メッセージ』の主演女優はエイミー・アダムス。ディズニー映画『魔法にかけられて』が出世作と言われ、その後の活躍に大きく影響を及ぼしています。その後は多くの出演作に恵まれ、現在ではアカデミー賞ノミネート常連で演技派女優として途切れることなく出演作があることからも評価の高い女優です。

映画『メッセージ』あらすじ

引用元:https://filmaga.filmarks.com/articles/1944/

突如として、謎の宇宙船が地球上に降り立つ…

世界の各地に、12もの宇宙船が襲来する。地球侵略かと思いきや、状況は膠着。ある時、言語学者であるルイーズ・バンクス(エイミー・アダムス)の元に政府から使いがやってくる。彼らが発する言語を解読してほしい、との依頼で責任者のウェバー大佐だ。

ルイーズは音声を聞くが、それだけでは何も分からず直接話したいという。しかし、その要請は却下されるが、その晩に召集の要請が届き、彼らの元へと向かうのだった。

引用元:http://capaaaan.hatenablog.com/entry/2018/03/04/150823

連れて行かれた先は、宇宙船。物理学者のイアン・ドネリー(ジェレミー・レナー)と共に、中にいる宇宙人とのコンタクトを要請され、対話を試みるのだった……

そして、彼らはヘプタポッドと名付けられ、彼らの言語を視覚化することに成功するのだった。

未だかつて、誰もなし得たことがない地球外生命体ヘプタポッドとのコミュニケーションを図る、その先に待つものとは……

映画『メッセージ』について知っておくべきこと

以下、映画『メッセージ』についてのトリビアです。ネタバレを含んでいますので、これから鑑賞する方などは、ご注意くださいまし。

宇宙船がアレに似ている

引用元:http://www.yoshikunnoblog.com/entry/2017/05/21/212449

これは、この作品が公開する際にとても話題になっていました。この宇宙船が日本のお菓子、ばかうけに似ているというのです。コラ画像なども出回りシュールな画像として拡散されていました。

彼らが伝えたかった事

引用元:https://in-movies.com/blog/2017/5/20/arrival

ヘプタポッドは、お礼として人類に武器を与えに来ました。彼らは、3000年後に人類の助けが必要だと言っています。要するに、3000年後に人類に助けてもらう代わりに、時間という概念をなくす術を与えにやって来たのでした。

ヘプタポッドの概念は、過去、現在、未来では無い。全ての時間軸の情報を自由に取り出せるというわけです。

これを理論としてしっかり説明すると、とても小難しくなるので、くっちゃくちゃに噛み砕いて説明しております。

映画『メッセージ』の仕掛け

引用元:https://tsutaya.tsite.jp/news/cinema/i/35573644/index

この物語において最大の仕掛けはやはり、時間軸と思い込み。物語の主戦軸は、ヘプタポッドとの交流という部分です。間に回想シーン的に、エイミー・アダムス演じるルイーズの個人的なシーンが導入されるのです。これは当然過去のものだと観客は自然と思い込みます。

ルイーズには子供がいて、大病により若くして亡くしてしまう。その過程で旦那とは別れる。という物語が断片的に描かれています。

ですが、物語が進んで佳境に行くと、この回想が実はエイミーの未来だったことが判明するのです。

この仕掛けを知った瞬間。全てのカラクリを知った上でこの映画をぜひ見直してください。また違った印象を抱くことになるでしょう。

ルイーズの選択

引用元:https://www.dyoblog.com/entry/movie/message

ルイーズは、なぜ、同じ選択をするのでしょうか?見えている悲しい未来を、イアンとの離婚、娘の大病、これらを避けるのではなく、あえて選んでいました。

これ、筆者も2回目の鑑賞で気が付いたことなんですけど、もしあの時、別の選択肢を選んでいたら……って思うこと、頻繁にあるじゃ無いですか。

自分にとって、かけがえのない幸せを選びつつも、その中で選択を変えていく。ってことも面白いなぁ、って。

なぜ、エイミーがあの選択をしたのかっていうのは光の理論とか色々、講釈があるんですけど……自分の場合は、単純に人間らしく面白いからそれでいいじゃん!自分が知ってる未来とは違う選択をしてもいいじゃん。だけど、そこで得られる安らぎは、変えがたいものがあるから、全く変えるんじゃなく同じ未来を歩みつつね。っていう感じで、捉えました。

ヘプタポッドの文字の元ネタ

引用元:https://eiga.com/news/20170525/11/

このヘプタポッドの文字に関しては、色々アート的に捉えられていますが…

単純にこの造形を担当したデザイナーが煮詰まっていた所を、見兼ねた奥さんがいくつかデザイン案を提供した中の一つに、液体が滲んだような丸があったのが元ネタだったらしいです。もしかしたら、単にマグカップの底の跡が着想だったり……

映画『メッセージ』を観て思うこと

2度目で解釈は変わる

引用元:https://filmaga.filmarks.com/articles/1944/

映画『メッセージ』はぜひ2回観て欲しいです。まだ、物語を忘れないうちに。

1回目と絶対見方が変わるので。

でもこれ、ふと思ったけど…

よく考えることの一つとして、今の意識を持ったまま過去に戻れたらなぁ。って思うことありますよね?

単純にそれを未来に置き換えた話なんですよね。これから先自分がどういう選択をするか、何が起きるのかを理解した上で人生を歩むんですから。

ヘプタポッドの目的に見る人生の在り方

引用元:https://www.cnn.co.jp/photo/35102053-6.html

単純に、今までの宇宙人襲来系映画って…当然侵略というものが当たり前にありましたよね。当然本作もそこが議論されています。

でもこの作品の種となるメッセージはそこじゃないんですよね。宇宙人との対話を主とした映画は、初めて観ました。

そしてこの宇宙人の目的が判明した時、ハッとさせられました。やっぱり筆者も、攻撃目的で来ているんだろうな、と勝手に思い込んでいたんで。

彼らの目的に、今一度、自分の身の振り方も考えなきゃな、って思わされたんです。見ず知らずの人でも敬って、尊重することを忘れてはいけない。

そんな、当たり前だけど忘れがちなことを宇宙人に教わる、そんな映画でした。

映画『メッセージ』

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yukimura yukio 登録者

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